2008年11月17日 (月)

日本はスゴイ?!

先週、日系カナダ人の夫婦が我が家に2泊した。「日系」とはいえ、やはりカナダ人。日本のいろいろなことに驚いていた。

二人が一番興奮していたこと。それは、あらゆる物の種類が多い、ということだった。

初日の夜、一緒にスーパーに行ったら、さっそく大喜び。

「だって棚一つ分にいろんな味噌があるし・・・」
「豆腐もいろいろあって・・・」
「納豆も種類がたくさん!」
「カナダだったら、日本の梅干の棚ぐらいの広さに、和食の食材全部があるよ!」

よかった、二人を醤油の棚に連れて行かなくて。きっと卒倒していただろう。

二日目は二人で秋葉原に行って、またまた興奮して帰ってきた。

「日本のトイレはすごい!」
「だって、『エコなトイレ』っていうから、何かと思えば、人が近づいてくるのを察知して、トイレが温まるんだって。それで、人がいなくなったら、スイッチが切れる!!」
「トイレが冷たいのなんて、カナダじゃ当たり前だよね」
「うん。日本のトイレに座ったら・・・『あれ?』って思った。温かいんだもん!」

そうそう、テクノロジーもすごいかもしれないけれど、本当に「エコ」するなら、ウォシュレットを使わなければいいのにね。

また、いろいろな物がコンパクトで多機能だ、というのもスゴイことらしい。

冷蔵庫にたくさんのドアがあること。
ちっちゃい3合炊きの炊飯器。(「それ、CDプレーヤー?」と二人は叫んだ)
そして電子レンジかと思えば、トースターにも、オーブンにも変身するオーブンレンジ。

普段の生活で当たり前なことも、こうやって見ると、意外とスゴイのかもしれない。

…いや、もしかして、スゴイを超えて、オカシイのかしら?

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2008年11月13日 (木)

覚えていないの?

今日、スンは初めてツバメの巣の注文を、電話で、しかも日本語で受けた。

いつも、日本人からの電話だと、私にバトンタッチされるのだが、今回は私が近くにいなかったので、一人で奮闘したようだ。

「デモ、マチガエチャッタ」
とスンが恥ずかしそうに告白。

「最後に、『お名前は?』と聞かれて、『周・・・ト オモイマス』 って。ハズカシイ!!」

あちゃちゃ。それは大間違いだったね。自分の名前をはっきり覚えていないなんて、どんな担当者かとそのお客様は思ったことかしら。ね。

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2008年11月11日 (火)

電話の切り方

スンの行動で、以前から気になっていたことで、電話の切り方がある。

家族や友達と話しているときは、福建語だったり北京語だったりマレー語だったりするので、もちろん何を話しているのかはわからないのだが、日本語で言うところの「じゃあね」とか「またね」とかいうような言葉を発することなく、会話の途中で、ぶちっと電話を切っているような、そんな唐突な終わり方をするのだ。

そもそも、電話の始まり方も唐突だ。

いつも、電話の最初に、
「ル・キンデ・バン」
としか聞こえる(けれど、きっとそうは言っていない)言葉を言っているので、何と言っているのかと思ったら、
「どこにいるの?」
と言っているのだそうだ。

電話かけて、いきなり、ひと言目に、
「もしもし」
ではなくて、
「どこにいるの?」
だなんて!

今日、スンが帰宅途中に私に電話をしてきた。
「今、ナニ、ヤッテルノ?」
「食事、用意しているよ」
「フーーン。楽シイナ・・・。  (ブチッ)」

えっ?そ、それだけで、終わり?

いきなり終わった電話に立ち尽くす私。

びっくりして、しばらくしてから気づいた。
あ、やられた。これがマレーシア式だ、と。

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2008年11月 9日 (日)

わかるけど

昨日、子供が生まれたばかりのマレーシアの友達のために、プレゼントを買いに行こう、ということになった。

そのために、スンは、「あかちゃん・ぽ」に行こう、と言う。

うーん、わかるけど、ちょっと違う。

昨晩も、わかるけどちょっと違うオモシロイ間違いをしていた。
覚えておこうと思っていたのに、そのまま寝たら・・・忘れてしまった。

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2008年10月19日 (日)

ホテル

今日は、スンの友達であるフィリピン人のジュン君の家に呼ばれた。

そもそも、その招待を受けたとき、私たちが悩んだこと。それは、私も一緒に招待されたのかどうか、ということだった。

招待を受けたのはスン。日本的考え方だと、スンの友達であれば、招待されたのはスンだけかもしれない。でも、その友達は、私もよく知っている友達だから、私も招待されている…ような気がする。

しばらく悩んだあと、視点を変えて考え直した。

「きっと、私たちが家にあの夫婦を招待するとしたら、ジュン君を招待するよね。でも、ジュン君を招待する=当然、奥さんも一緒に来る、と考えるよね。だから、きっとジュン君も、スンのことを招待したってことは、当然、私も一緒に招待してくれたよね」 と。

こういうことは、数年前のスンだったら悩まなかったかもしれない。悩まず、当然、夫婦二人で行くものだ、と考えていただろう。でも、日本に住んで4年以上になると、そろそろ日本人的な考え方の影響も受け始めているようで、自分がマレーシア人的考えをすべきか、日本人的考え方をすべきか、判断を迷うことがあるみたいだ。

それで、結局、今日は私も一緒にジュン君の家に遊びに行った。フィリピン人2人、マレーシア人1人、日本人2人、という構成で話をしていると、話が予想外のところで脱線することがある。

例えば、好きな歌手の話をしていたとき。日本人の女の子が、
「私が好きなのはね、青山・・・」
と言った瞬間、スンが嬉しそうに叫んだ。

「青山・・・ホテル!」

(青山ホテル???)

しばしの沈黙。そして、逆襲と爆笑。

「青山テルマ、でしょ!」

かわいそうに、テルマちゃん。名前を「ホテル」に間違えられたことはきっと初めてでしょうね。

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2008年10月17日 (金)

日本での仕事-そしてどうしたか

「日本でどうやって仕事を見つけたか」
という質問に対して、前回のブログを書いたが、よく考えてみると、あの内容はあくまでも「分析」であって、「そしてどうしたか」という答えになっていないことに気づいた。

では、日本に来てから4年間(現在、5年目)、スンはどうしたか。

【結婚当初】
スンの野望: 日本で会社を興す。
私の覚悟: スンの未来を信じる。最初の3年間は日本語の勉強の期間。

スンは日本にはチャンスがたくさんあると信じ、会社を興して一攫千金!を信じていた。そして日本で会社を興せば、夢が叶うと信じていた。

一方、私は前回の分析でも書いたが、日本で会社を興すのはマレーシアほど簡単ではなく、また、日本で仕事をするためには、何をするのであれ、日本語ができることが必須だと感じていたので、とにかく3年間は自分がそれを支えよう、と覚悟した。

スンはとにかく、“本職”と呼べる仕事が軌道に乗るまで、いろいろなことをした。

一番最初は、数ヶ月間、環境団体でボランティアをした。とにかく、家で何もしないよりは、外に出て、何か人に役立つことをしながら、日本語を耳にしたり、人脈を広げることが大切だと感じたからだ。実際、このボランティアを通じて知り合った人の友人から、現在の仕事を紹介されたので、このボランティアも無駄ではなかったわけだ。

また、知り合いに紹介され、中古車の輸出入の会社で半年ほど仕事をしたこともあるが、仕事のやり方に納得ができず、辞めた。しかし、この経験も無駄にはならず、日本人と仕事をするためのコツや、日本での仕事のやり方について学ぶきっかけとなった。
(なによりも、昼食は会社の近くで食べていたので、日本食が食べられるようになった)

その後、(念願叶って?)中古車販売の会社を立ち上げようと誘われ、しばらく協力したが、不審を感じることがあったため、こちらは約9ヶ月で手を引いた。しかし、この経験ですら無駄にならず、その後、フリーランスで中古車を買いたい人の仲介をするようにもなった。

その後、しばらく日本語の勉強に専念するために、午前中は勉強、午後はアルバイトをすることにした。アルバイトとしては、家の近くの人形焼屋さんのご主人がとても親切な方だったので、そこのお店のお手伝いをしたり、夏の期間はプールの監視員もした。このような勉強とアルバイトの生活は、結局2年ほど続けた。

同時に、マレーシア産のツバメの巣を販売するインターネットショップも立ち上げた。これで一攫千金を狙うはずだったが(?)、ツバメの巣を食べる文化がない日本では、軌道に乗るには時間がかかるようだ。

マレーシアでは、公務員の仕事をしながら、生命保険の販売員の仕事、そして会計検査など複数の仕事をこなすほど多忙な生活をしていたスンとしては、日本での仕事が思うように展開せず、アルバイト生活を余儀なくされたこの時期が、一番、精神的に辛かった時期だ。

私はその様子を見ながら、この経験も無駄ではない。いつか、必ず、明るい未来がある、と信じ続けることしかできなかった。

六畳一間の部屋で、二人で生活をしていたのが約3年間。
「いつか、この生活を振り返って、笑い話にしようね」
と言い続けていた。

そして、昨年の秋に友人の紹介でJICAでの仕事。
さらに、その契約が終わった今年の春からは、やはり友人からの紹介で現在の仕事 (スウェーデン資本の家具販売の会社) に就くようになった。

長い道のりだった、5年目の春(?)

しかし、スンはまだまだ夢を追いかけ、更なる仕事の展開を計画している。

私はそれを信じて見守っている。

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2008年10月10日 (金)

日本での仕事

中華系マレーシア人と結婚される予定、という方から、スンがどうやって日本で仕事を見つけたのか、というご質問があったので、その答え、というわけではないが、これまでの経験を少し振り返りながら書いてみたいと思う。

○中華系の夢、それは会社設立

マレーシアと日本の経済のあり方を見て、一番大きな違いではないか、と私が感じるのは、マレーシアでは会社を設立するのが簡単(というか少々意欲があれば、自分の会社を作るのは当たり前、ぐらいな感じ)らしい、ということ。

スンに聞いてみたところ、中華系マレーシア人の約80%ぐらいが自営業らしい。それを聞いて、なるほど、と思うのが、町を車で走っていると、小さな商店や小さな工場などがたくさん目に入ってくることだ。スンのお父さんもそうだが、スンの周りにも、会社を持っている人が多い。

そんな環境で育っているので、スンが日本に来たときも、日本で会社を設立して、一儲けしようという野心を持っていた。きっと、日本には大きなチャンスが眠っているに違いない・・・と。

しかし、かなり成熟している日本のマーケットでは、新しいチャンスを見つけるのは、そう簡単ではない。

それに加え、1円で会社を設立できるとはいえ、様々な法律的な手続きをクリアするには、それなりの元手となるお金と日本語能力、そして会社設立の知識がなければ困難だ。また、可能であれば、信頼のできる日本人の仲間がいることも望ましいが、スンはこの点でかなり痛手を負ったので、日本人と会社を設立するのであれば、よほど信頼できる人でないと難しい、というのが現実だろう。

○日本語能力

日本で仕事をする以上、日本語能力は絶対に必要だ、とこの4年間、感じることばかりだった。会社設立の手続きもしかり、就職活動しようとしても基本要件として日本語能力が挙げられているということもしかり。

それどころか、母国語である中国語をいかそうと思っても、中国人マーケットでは、マレーシア国籍の「中華系」より、やはり大陸の中国人が優先されるのではないか、と感じることもよくあった。大陸の中国人より、よっぽどたくさん中国語の方言が話せるのにな・・・、と内心、悔しい思いをすることもあった。

○結局は、ネットワーク

もちろん、野心家・スン(?)の会社設立の夢は消えていないが、その前に基盤作りと社会経験を、ということで、仕事を始めた。最初のJICAの仕事も、今の仕事も、結局は友人からの紹介された仕事だった。

私の分析では、日本の一般企業における外国人採用率はまだまだ低く、日本の会社に勤務する外国人の多くは本国から派遣されてきている人たちだと思われる。日本で外国人を採用するケースのほとんどは、語学学校やその関連ではないか、と感じるほどだ。つまり、日本で一般企業に就職し、日本人と対等な仕事をするにはとても狭き門をくぐらなければならないため、そこで採用されるためには経歴書だけでは勝算はあまりなく、面接などで人格を見て判断してもらうところまでたどりつかなければ、採用の見込みは低いのだ。だからこそ、一般公開されていない採用情報をもらったり、一足飛びに面接をさせてもらえるような紹介ルートは欠かせない。特に、英語がネイティブではない(欧米系ではない)場合はそうだと思う。

外国人労働者=低賃金労働者(=非欧米系外国人) というイメージが拭いきれないのが、残念ながら日本社会の現状だ。

一般企業では、日本語を話さない外国人を採用しても、周りとコミュニケーションも取れないし、資料作成も電話もできないので仕事にならない。そして残念ながら、平均的な日本人は仕事で使えるほどには英語能力に長けていない、ということが、外国人採用の門戸を狭める原因になっているのだろう。

○マレーシアとの違い

スンは日本に来たとき、私がすぐに友達に連絡を取り、仕事を見つけてくれることを期待していた。期待していた、というよりもそれが当たり前だと思っていた。逆に、私がマレーシアに行っていたとしたら、スンはすぐに私が仕事をできるところを探してくれただろう。

世界中で華僑の人々が結束し、経済成長している大きな要因は、このネットワークの強さにあるのだと思う。

残念ながら、私の文化にはまだその時点で、人に頼ったり迷惑をかけることを美徳とする文化がなかったので、その期待に沿うことができなかった。

申し訳なかったと思うと同時に、結局は自分のネットワークで仕事を見つけ、自分の力で採用まで結びつけたスンに、心の中で大きな拍手を贈っている。

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2008年10月 6日 (月)

こてつ

先日、スンが見ていたテレビ番組の中で、友近が熱心におしゃべりをしていた。

その早口なしゃべりっぷりを見て、スンは相当感心したみたいだった。

なんとか、その様子を表現しようとして、つまずいた。

「あ・・・あ・・・、」
と何かを思い出そうとしている様子。

「こて・・・こてつ?」

(こてつ?なんじゃ、それ)

「こてつ・・・の・・・へや?」

(あはは!こてつ、だって!)
ここで、耐えられなくなって爆笑。

スンは、何かが間違っていることに気づいた様子。

「アレ?え? こてつ・・・ てこつ・・・ あ、てつこ!てつこのへや」

そうです!大正解!
言いたかったのは「徹子の部屋」だったのネ。
(まぁ、途中でわかったけど、どうやってその混乱を脱出するか、見てみたかったの)

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2008年9月19日 (金)

にぎやか?

果物が好きな私に見習ってか、マレーシアではほとんど果物を食べなかったスンも、最近は毎日、果物を食べている。

今の旬は、梨。

私が出張でいなければ、スンも自分で皮をむいたり(もしくは皮ごと食べたり)しているのだが、私がいると、黙って私が梨をむく様子を見ている。

…黙っているだけならいいのだが、今朝はそれに音が加わった。

  プゥゥゥ~~ッ

なんて失礼なっ!

思わず、犯人をにらむと、スンが嬉しそうに言った。

「ニギヤカ デショ?」

にぎやかなのは歓迎だが、にぎやかになる音源が何だったか、ということが問題だ。

こういうのを、「減らず口をたたく」と言うのだが、下手に新しい表現を教えると、いつ、自分に返ってくるかわからないから、ここは黙って息を止めてやり過ごしておこう・・・。

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2008年9月 3日 (水)

クイズじゃないのに

2ヶ月に1回ほど、スンはマレーシアに仕送りをしている。最近は海外送金の方法も簡単になっていて、登録さえしておけば、電話でも送金ができるようになっている。

もちろん、電話で送金できる手続きが完了するまでが、少々手間がかかり、失敗もしたし、銀行の対応に憤慨もしたが、5ヶ月かかってやっと仕組みを理解できるようになった。

ということで、先日、いよいよスンが自分で電話をかけ、海外送金することにチャレンジした。

口座番号入力とか、パスワード入力とか、ちょっと苦手な音声案内による操作は何度か失敗して、私も少し救いの手を差し伸べたりもした。そうしていくつかの難関をクリアすると、ようやく「人間(オペレーター)」につながった。ここからは、スンの守備範囲内。

黙って聞いていると、
「・・・ハイ。・・・ハイ。・・・ソウデス。・・・マライヤン・バンク。」
とうまくコミュニケーションしている様子。

(よしよし、これで次回からは私が手伝わなくてもうまく行きそう!)
と心の中でにんまり・・・いやいや、拍手をしていると、突然、
「・・・セイカイデス!」
という嬉しそうな声が聞こえてきた。

え?「正解」って・・・?

間もなく電話が終わると、ちょっと興奮ぎみなスンが、嬉しそうに報告してきた。

「いろいろ聞かれた後、住所の確認をされたんだ。それで、その住所が正しかったから、『セイカイデス!』って言ったら、オペレーターの人、笑っていたよ」

おっとっと!ちょっと目を(耳を)話した隙に、そんなところで言葉遊びをしていましたか。
それにしても、クイズじゃなくて、住所の確認をしていただけなのに、「正解です!」なんて嬉しそうに言われちゃったら・・・。

オペレーターさんが苦笑する様子が目に見えるようだ。

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2008年8月18日 (月)

マレーシア人との結婚手続き

ブログのコメントに、マレーシア人との結婚の手続きについての質問があったので、今日は、私の場合はどのような手続きをしたか、ご説明しよう。

国際結婚の手続きは、日本で婚姻の登録をするか、相手の国(外国)でするかによって、手続きの方法は異なるので、必ず外務省とマレーシア大使館及び在マレーシア日本大使館のホームページを確認する必要がある。

ちなみに、私の場合はマレーシアで先に婚姻手続きをし、それが承認されてから、日本で婚姻届を出した。

その際に準備したものは以下の通りだが、これは中華系マレーシア人との婚姻手続きで、2004年の情報だということをご理解いただきたい。

①マレーシアに行くまでに日本で準備するもの

 1. 婚姻用件具備証明書(1通)-本籍のある市・区役所で取得
 2. 戸籍謄本 (1通)-本籍のある市・区役所で取得
 3. 証明写真

 ※それぞれの書類を英語に翻訳する(自分で訳してもよい)
 ※公証役場で外務省の認証を受ける(11,500円、パスポートか免許持参)15~30分
 ※マレーシア大使館で認証を受ける(コピーを1セット持参)
 → 書類提出は午前(9:00-12:00)、認証された書類の受取は翌日の午後(14:00-17:00)

これらの書類を持って、マレーシアへ行く。

②マレーシアでの結婚申請【その1】

 1. 認証を受けた書類とパスポート持参
 2. 申請用紙の記入
 3. 申請書類を掲示板で一般公開(約1ヶ月)

 ※夫となる人と一緒に、国家登録省(婚姻と離婚課)へ行き、書類提出
 ※申請書類は顔写真とともに、掲示板に貼られ、異議がないかの確認がされる。

一般公開で意義を唱える人がいなかった場合、国家登録省から連絡があり、再度、役所に出向かなければいけない。
(当時、私は日本に在住、彼はマレーシアに住んでいたので、私は申請と婚姻手続きのために、2回、マレーシアへ飛んだ)

③マレーシアでの結婚申請【その2】

 1. 証人と共に国家登録省(婚姻と離婚課)へ行く
 2. 宣誓
 3. 指輪の交換
 4. 登録証明書にサイン

以上のプロセスを経て、結婚が認められる。

ただ、これではマレーシアにおける結婚が認められるだけなので、日本に帰ってからも、婚姻届を日本の市・区役所に出さなければならない。

④日本に帰国後すること

 1. 住民票の書き換え-相手が日本人でも同じ
 2. 戸籍の書き換え-相手が日本人でも同じ
 3. 婚姻届提出
  • 婚姻証明書(和訳添付、認証不要)を住所地か本籍地の役所へ提出
  • 相手の出生証明書(和訳添付、認証不要)
   →相手の氏名、生年月日、国籍が分かるもの
   →和訳は自分でしてもよい
  • 戸籍謄本(住所地の役所に提出する場合)
  • 婚姻届の記入(証人は不要)
 4. 外国人登録(短期滞在でも取れる、取得に約2週間)
  → 相手が日本に住む場合のみ必要

その後の配偶者ビザの取得方法については、2年前にブログに書いているので、そちらをご覧いただきたい。
http://malaysia.way-nifty.com/malaysia/2006/06/index.html

なお、相手がマレー系の場合は、これらの手続きをする前に、イスラム教への改宗をする必要があるはずなので、その方法についてはマレーシア大使館に確認するのがよいだろう。

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2008年8月14日 (木)

試しに

仕事やら何やらで、いろいろ溜まっている鬱憤を、スンにぶちまけたことがあった。

スンも自分の仕事のストレスが溜まっているようだが、こういうときは、よく話を聞いてくれるし、冷静な判断で、「これはこうじゃないか」とか、「こう考えてみたらどうか」という意見もしてくれる。

ひととおり話し終わって、布団に包まって、気持ちも落ち着くと、私もスンも、しばしの沈黙。

しばらくして、スンが言った。

「イイカイ?」

あぁ、なんて温かみのある、優しい言葉なんだろう・・・。
と思いながら、ふと、何が「いい」のか、気になった。

(全部言いたいことは言った?もう、いいかい?)
(僕の言いたいことは伝わった?もう、いいかい?)
(もう、疲れたよ。寝ちゃっていいかい?)

念のため、確認してみようと思って、聞いてみた。

「何が、『イイ』の?」

・・・沈黙。

「『イイカイ』って、何が、『イイ』の?」

・・・沈黙。

あ!わかった!

「ねぇ、今、『イイカイ』って言葉、試しに使ってみた?」
「・・・うん」

やっぱり!

そういえば、以前もこんなことがあった。

ドライブをしていたとき、途中のドライブインに寄ったとき。スンがお菓子をふたつ、買ってきた。一人でふたつも食べるのかなー、と思っていたら、こう説明した。

「フタツ、カッタ。ケンカニ ナラナイヨウニ」

すごい!ずいぶん難しい表現を知っているなぁ!と驚いていたら、嬉しそうな顔をして聞いてきた。

「タダシイ?」

どうやら、スンは、「喧嘩にならないように」という表現をどこかで拾って、それをどうやって使ったらいいのかわからないまま、試しに使うチャンスを狙っていたようだ。

語学の習得に、間違いはつき物だ。しかし、間違えることを恐れずに、こうやって「試しに」使ってみる、というチャレンジ精神が語学が上達するためのカギなのかもしれない。

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2008年8月 5日 (火)

大雪

今年こそ、スンが憧れている北海道に行こうと計画中。

でも、共同浴場が苦手なスンは、せっかく旅行をしても、温泉の楽しみを味わえない。

そんなスンのために、とっておきのプランを見つけた。
ホテル大雪が、露天風呂貸切プラン、というのを出していたのだ。
これであれば、スンも初の露天風呂体験ができる!

わくわくしながら予約をしたら、数日後、ホテルからパンフレットが届いた。

「これ、北海道のホテルのパンフレットだよ」
と渡すと、スンが嬉しそうにそれを手に取った。

「コレ? ホテル・・・オオユキ?」

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2008年7月31日 (木)

不良の日本語

スーパーに買い物に行ったら、スンが
「朝ゴハン」
と言って、チョコレートのロールケーキを持ってきた。

朝からロールケーキ!?

思わず絶句して、
「こんな物を朝から食べるの?信じられない!」
とさけんだ。

すると、すかさず逆襲が。

「主人ノコト、シンジラレナイ?ドウシテ?シンジラレナイノ?」

そうねぇ、別にスンのことが信じられないってわけじゃないんだけど、ロールケーキを朝から食べるってことが、信じられないのよね。

そんな私を見て、スンがひと言。
「シンジラレナイ・・・」

えーっ?妻のことが信じられないの?
と言い返そうと思ったら、それよりも一歩早く、スンの理論が飛び出した。

「スンスン、スグニ覚エルカラネ。気をツケテネ。不良、日本語」

あぁ、そうですか。私の日本語が不良なのね。
(訳注: 私の日本語の表現が良くない、ということ)

つまり、これからは、自分に返ってきたら困る表現は使わないようにしないといけないわけだ。

これはこれは、また新たな悩みが出てきそうだ。

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2008年7月22日 (火)

ぽんにょ

私は今、和歌山県に出張中。電話でスンと話していたら、嬉しそうな報告があった。

「新シイ ウタ アルヨ」

何の歌かと思ったら、すぐに歌声が聞こえてきた。

♪ ぽんにょ ぽんにょ ぽんにょ ぽにょにょにょ~

あれ?ちょっと違うけど、最近、公開されたばかりの映画(崖の上のポニョ)の主題歌?

続けて、報告があった。
「ぽんにょ、オドレルヨ」
え?ポニョの踊りもあるの?しらなかった!いったい、スンは何を踊れるのかしら?

さらに報告は続く。
「スンスン、ぽんにょ、ニテル。イワレタ。カオ、マルイカラ。モウ、アンパンマン ジャナイ。」

そうか、脱・アンパンマン!そりゃ、よかったね。丸顔のかわいいキャラが出てきて、よかった、よかった(私はやっぱりアンパンマンだと思うけど)。

ちなみに、私がいない間に映画を観たわけではないらしい。なぜなら、
「一人デ ミタラ、『アッ ソノ 一人ノ男の子、ぽんにょ ニ ニテルヨ。』ハズカシイヨ…(訳 一人で観に行ったら、『あ、そこで一人で観ている男の子がぽにょに似ている』って言われるから恥ずかしいよ)」
だそうだ。

皆さん、街中でポニョに似た男性を見かけたら、もしかするとスンかもしれませんので、ひとこと、「ぽんにょ?」と声をかけてみて下さいね。

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2008年7月19日 (土)

小さな違い、大きな間違い

今、国際交流の仕事の関係で、11か国から約90人の外国人の受け入れをしている。

来日して10日たち、日本語も少しずつ勉強しているようだ。先日も、東ティモールから来た人が、ニコニコしながら話しかけてきた。

彼 「日本ノヒトハ…」
私 「うんうん」
彼 「日本ノ…ヒトハ…」
私 「なに?」
彼 「日本ノ…ヒトハ…キリツタダシク…」
私 「おーー!」
彼 「ゲリ… 」
私 「えっ?」
彼 「ゲリガ…」
私 (下痢?まさか…。そうか、義理がたい、っていいたいのかしら?)
彼 「ゲリガ…タダシイ…」
私 (あー、礼儀が正しいって言いたいのね)
私 「ありがとうございます」
彼 (ニッコリ)

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2008年7月14日 (月)

主人になる?

昨日、スンは午後から出かけ、私は夕方から別の用事があって出かけた。
家に帰ってきたのはスンの方が先だったので、夜にこんなことを言われた。

彼 「今日は、楽しかった?」
私 「うん」
彼 「ボクがいなくなってから、昼寝して…、コーヒー飲んで…」
私 「え?どうしてわかるの?」
彼 「コーヒーのゴミ、そのまま」
私 「あっ!(しまった!)」
彼 「タオルもそのまま」
私 「あっ!(やばい!)」
彼 「このままだと、君はシュジンになる」
私 「えー、そうなの?私が主人?じゃ、スンは?」
彼 「ボクはツマ…じゃない、カナイになる」

なるほど。

スンの定義によると、物を片付けないで、散らかしっぱなしの人が、その家の主人。
それを片付けるのが家内。

夫と妻、というのは、そういう力関係はない夫婦のことを指すようだ。

間違ってはいないかもしれないけれど… でも、今朝、流しを見たら、私が散らかしたままにしていたコーヒーカップと使い終わったコーヒーフィルターは、そのまま放置されていた。

これじゃあ、うちにはシュジンが二人、いるってことか。

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2008年6月30日 (月)

お知らせ ふたつ

しばらく投稿をしていなかったが、実は4月からスンが会社勤めを始めた。

スウェーデン資本の家具を扱う会社の本社で、今は経理の仕事をしている。いわゆる「外資系」なわけだが、その「外資な」姿勢も徹底していて、管理職はほとんど外国人。日本的マインド…つまり、仕事人間的な人は採用されず、家族と仕事を両立できて、自由な発想を持つ人が多いらしい。

6月いっぱいは試雇期間だったが、無事、来月からも仕事を続けられそうな様子だ。

そこで、もう一つのお知らせ。

JICAの二本松研修所で、スンの後任としてマレー語を教える人を探している、とのこと。興味のある方がいらっしゃれば、採用の担当者を紹介します。

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2008年6月10日 (火)

超能力?

先日、私たちもついに結婚4周年を迎え、5年目に突入した。

4年も一緒にいると、だんだんとお互いに何を考えているのか、どうすると喜ぶか、どうすると怒っちゃうか、そんなこともわかってくるようになってきた。

今朝も、スンが私に頼もうとしたこと、それを言葉にする前に私は気づいて行動に移していた。その姿を見て、スンが嬉しそうに言った。

「ヤッパリ、君はゼンブ、ワカル。」

(そうそう、ぜんぶ、とは言わなくてもだいぶわかるようになってきたね。)
と感慨深く考えていると、続けて、ひと言。

「・・・言ワナイト、ワカル」

えーーーっ!

言わないとわかるんだったら、私、超能力者になっちゃうね。
(でもっ「言わないとわかる」ってことは、言うとわからなくなるのかしら?)

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2008年6月 2日 (月)

ちょっと違うけど

スンが、私のお腹まわりのチェックをしている。

そして無言で立ち去った。

…と思ったら、ひと言。

「ジュウマン」

えーーーっ。充満?

ちょっと違うけど、言いたいことはわかった。

悪かったネ。でも、おもしろいから許そう。

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